関節の矯正についての見解①


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カイロプラクティックってどんなん?と聞かれたら、経験上9割の人が「ボキボキするやつ」と言う。恐らく世間の認識も同じだと思う。プラス「骨が動いて怖い」「痛い」「骨が折れそう」という負のイメージが付きまとっているように思う。施術をしていてもそういった負のイメージから矯正NGが出る事もあり、かえって身体を変えるという本来の目的を果たすことに支障が出ております。ということで一度矯正についてまとめてみました。

 

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矯正ができること

1.関節の癒着が取れる
特にずーっと痛い、だるいといった慢性的な症状の場合、関節が詰まった状態で組織的にくっついちゃおうとする「癒着」がおきます。そうなると癖ができてしまい表面上を緩めてもすぐ元に戻ってしまいます。これは矯正で効果的に剥がす事が出来ます。僕が矯正を使う理由の大半がこれです。優しくじんわり矯正に比べて関節が癒着してしまっているような状態に抜群の効果があります。

2.痛みの抑制
例えばどこかに足の小指をぶつけたらどうしますか?おそらくその部分をさすると思います。あれは痛い!という刺激を気持ちいい刺激で和らげているわけです。痛い刺激より優しい・気持ちいい刺激のほうが脳は優先的に感知するので痛みが和らぐわけです。矯正によって関節が開くと関節内のセンサーに優しい・気持ちいい刺激が入る為痛みが抑えられます。

3.筋肉のリラクゼーション
矯正すると周りの筋肉が反射的に緩みます。コっている・張っている筋肉は常に働いている状態なので、矯正する事で筋肉をリラックスさせる効果があります。

4.血流が増える
矯正すると自律神経系のバランスが良くなり血流が上がります。さらに自律神経が関わっている内蔵の働きも良くなります。

その他にも、免疫機能、バランス感覚や動きなどにも影響します。

認識の違い

「骨が動いて怖い」、「骨が折れそう」

× 骨の位置が動く、骨がボキッと鳴っている。

○ 詰まっている関節が開くときに、関節の間に溜まったガス(気泡)が割れる音

骨の位置や形ではなく、関節の動きやすさが変わります。関節に本来の動きが戻ればおのずと骨の位置も良い位置に収まります。

 

「痛い」

× 痛いだけ、怖いだけ。ボキボキが嫌。

○ 動きにくい部分だけ動くようにするので安心。むしろ気持ちいい。

もともと動きがある関節や何関節も一気に矯正しちゃうと痛いです。動きがない部分だけ動くようなセットアップが出来れば痛みも怖さもありません。指をポキッと鳴らすのと同じくらい負担のないものです。

専門家っぽく書いてみました(笑)でも専門家のプログラムに乗っかっちゃうのが一番身体を変える近道やて思います。たまにいる矯正できないから矯正は危ない!あかんで!と言う施術家でもないので、自信を持って矯正させていただきます。

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